太陽と土と水と種。自然のめぐみに自分たちの手を少しくわえて、収穫したり採集したりした、食べものたち。元気に育った食べものたちを使って、出張カフェしたり、ケイタリングしたりしています。ちくちく教室もね★
by tamawanko
S |
M |
T |
W |
T |
F |
S |
|
|
|
|
|
1
|
2
|
3
|
4
|
5
|
6
|
7
|
8
|
9
|
10
|
11
|
12
|
13
|
14
|
15
|
16
|
17
|
18
|
19
|
20
|
21
|
22
|
23
|
24
|
25
|
26
|
27
|
28
|
29
|
30
|
31
|
お気に入りブログ
カテゴリ
ライフログ
以前の記事
その他のジャンル
ファン
記事ランキング
ブログジャンル
画像一覧
|
2008年 09月 04日
今年は柿渋を作るぞ。
今までは、干し柿というアタマしか
なかったのですが、突然、柿渋を
作れば?という声が聞こえてきたので、
作ることにしました。
そう思って、本を借りたりし始めたら、
じゃんさんの知り合いが柿渋ワークショップ
をひらいてくれるというお知らせが。
これは、いくべし。
柿渋って、なんだか、コ難しそう。
ややこしそう。できなさそう。
そう思っていた、生徒全員が、
これならできる!という気持ちになれました。
売り物にしようと思ったら、
結構奥の深い、柿渋作り。
昔は、それぞれの農家のお家で、
お百姓さんが作っていたそうです。
そんな感じの『お家用』柿渋だったら、
誰でも作れる、気がしました。
渋柿を木からとったら、
なるべく早めに、つぶして、
水に一昼夜浸す。
水加減はひたひた。
それを、さらしで、こす。
それを、ビンに入れて、保存。
・・・発酵・熟成・・・後、
3~6ヶ月で使える。
だそうです。
ワークショップでは、ぶいーんと
ミキサーで柿と水をまぜて、一晩つけずに
すぐこしました。(上の写真右)
お家では、木の金槌で、砕いて、
お水に一昼夜つけてからこしました。(上の写真左)
一晩漬け込んだのと、すぐこしたのとでは、
すでに、色がちがいます!漬け込んでいた
方が、発酵が早いようです。
(そうです、柿渋も、発酵品なのです!
渋柿をかーんと割って、水に入れた瞬間から
発酵が始まるそうです)
なので、ひとシーズンで、2種類の
柿渋ができました。
地方でそれぞれ、少しずつ、作り方が
ちがうみたいです。その土地土地にあった
やり方が、口伝いに、伝わっているそう。
柿渋染は、みょうばんなどを使って媒染(色止め)
をしなくても良いので、
そこがうれしいところです。
寒い冬の、楽しみができました。
《おすすめ本》
「 柿渋」 今井敬潤著
「 柿渋クラフト」 寺田 昌道著
|
|