うちのさくらは、毎年、咲くのがとても遅く、忘れたころに咲いています。
それも、花が咲くのと同時に、はっぱも出てきます。
うちのさくらの枝っぷりも、町で見るような枝っぷりとは違います。隣の家も下の家も、同じ種類のさくらの木です。白っぽい花が、はっぱと同時に咲いています。
大好きな桜餅のために、今年こそ、さくらのはっぱを漬けます。去年はすっかり忘れて、思い出した時にはもう夏がやってきていました。
さくらのはっぱの塩漬けに、適している種類があるそうです。今日、偶然、知ったのですが、「ソメイヨシノ」のはっぱは硬くて、塩漬けに向いていないようです。じゃ、向いている種類ってナニ??
「
オオシマザクラ」
ナニやら、ありがたいことに、うち周辺の花とはっぱが同時にでてくる桜が、一般的にさくらの葉漬けに使われるという、「オオシマザクラ」っぽいのです。確かに、摘みたてのはっぱ、やわらかいです。
というわけで、大量に漬けることにしました。
①はっぱを水で洗う。余分な水分が残らないよう、ざるにあげておく。
②塩、はっぱ、塩、はっぱ・・・の順に重ねる。
③梅酢を時々かける。
④重しをのせる。
これで、できあがり。
多分、しばらくしたら、食べることができます。1年ほど保存できます。
わたしはいつも、次の春まで寝かせます。おひなさんあたりで、食べます。
春をサキドリ・・・。